スタッフとの良好な信頼関係が大切。それによって発揮されるパワーが大きくなる。

私が所属しているのは、商品教育部という部署です。主な仕事は、専門性が問われる商品の知識や、お客様に安心感を覚えていただけるような接客の方法を、会社の隅々にまで行き渡らせること。これまでの自分の経験を伝えることも大切な仕事だと考えています。とはいっても異動になって、まだ3ヶ月。試行錯誤しながら、より良い仕事の進め方を探しているという状況ですね。

本当は店頭でお客様とお話しさせていただくのが一番好きなのですが、現在は調べ物をしたり、資料をつくったりと、机にしがみついている時間がほとんど。ほかの部署との連携が必要になるので、打ち合わせや会議も多くなってしまいますね。しかし現場のことをわかっていないと、指示が的外れになってしまう危険が高い。そこでできる限り、現場の空気に触れ、スタッフの声を聞く時間をつくるようにしています。このあたりは、6年間担当したエリアマネージャーのときの経験がとても役に立っています。

そこで学んだのは、スタッフといかに良好な信頼関係を築くか、ということ。売場を変えろ、接客が悪い、と単に上からいうだけでは、スタッフは誰もついてきてくれません。同じ視線に立ってアドバイスをしたり、肩を叩いてはっぱをかけたり、時にはバカな話をして盛り上げたり。田中が言っているんだから間違いない、一丁やってみようぜ、と思ってもらえるような絆をつくることが大切でした。そこがうまくいくと、みんなのベクトルがそろって発揮されるパワーも大きくなる。今の仕事でも、ここは強く意識していますね。

田中さんのその時

私の「その時」は、エリアマネージャーをやっていたときのこと。はじめて社長に認めてもらった瞬間です。

「うん、いいじゃないか」。社長から、そのひと言をもらうまでに10年かかりましたからね。それまでは自分なりに満足のいく成果を上げた時にも、「まだまだ」と言われていました。自信を持って提案した企画にも、なかなかゴーサインが出ませんでした。しかしあるとき、結果に対して「よくやった」と認めてもらえたんです。その瞬間、心を覆う雲がパーッと晴れて、目の前が開ける感じがしましたね。自分は間違っていないぞ、先に進めるな、という気持ちになれました。そして、その時はじめて会社の一員として認められたような気がしたんです。

そこからは仕事へのモチベーションが自然と高まり、「会社に貢献したい」という気持ちが今まで以上に強くなりました。同時に上司から任される仕事の質、量ともに、上がっていきました。新しいテーマでも、自分はここで勝負すればいいんだ、というポイントがはっきりしたので、仕事をしていく上で軸がぶれなくなるんですね。そして今回の異動で、会社のすそ野の部分から、全体が見渡せる場所に上げてもらいました。ますますやりがいを感じているところです。

自分の下で学んだ後輩たちが、同じ目標に向かって力を発揮してくれるとうれしい。

私がこの会社に就職を決めたのは、地域の方々の美と健康を大切に守る、という理念に共感したからです。当時は20店舗程度の規模でしたが、これから大きくなっていく会社だぞ、という可能性を感じていました。

またお客様の悩みを、自分の力で解決して差し上げることができるのも魅力でしたね。お客様から感謝のお言葉をいただいたときに得られる大きな喜びは、直接お客様と関わることができるドラッグストアならではのもの。お客様の笑顔を通して、地域への貢献を実感することもできます。人とふれ合うのが好きという方、さらに人のためになる仕事をしたいという方に、力を発揮していただける職場だと思いますよ。

これから医療費の負担が増えれば、ドラッグストアは医療の最前線基地としてますます重要な存在になります。現在は静岡を中心に展開していますが、地域への貢献を目指して今後はさらなる出店を目指していくことになると思います。そこにはお客様に安心感、満足感を与えられる人材が必要不可欠です。自分の下で学んだ後輩たちが、みな同じ目標に向かって力を発揮してくれればこんなにうれしいことはない。今は、その目標に向かってまっすぐ進むのみですね。